Q&A(質問コーナー)

鍼灸はどんな治療法ですか?

東洋医学の治療法で、数千年の歴史の中で経験と共に培われた伝統医学の一種です。
東洋医学には特有の医学理論があり、その理論に基づき穴(つぼ)を選び鍼を刺したり、お灸をすえる治療法で、現在では世界中で鍼灸が行われるようになり、その効果はWHO(世界保健機構)も認めるところです。
中国で発展した鍼灸は時代と共に各地に広がり、その土地の特色に合わせて独自の発展もしています。日本においても独自の発展をとげ、日本の風土、人に合わせた技術や、方法があります。

鍼は痛くないですか?

鍼は痛くないわけではありませんが、まったくの無痛ではありません。しかし、注射ほど痛くはありませ。ほとんどの方が思ったほど痛くないと言われます。感覚には個人差がありますが、重い感じ、張った感じ、しめつける感じ、しびれる感じ等の感覚がでます。が、勿論加減ができます!痛みに敏感な方には細い鍼を使い、やさしい手技をすることで少ない刺激や無痛の施術ができます。

お灸は熱くないですか?

お灸は熱刺激なので普通に灸を据えたら熱いですが、症状や体質により刺激量が違います。もちろん熱刺激もコントロールできるので全く熱くない、火傷跡がつかないお灸ができます。今は時代が変わり打膿灸(灸を据えて焼ききり軟膏を塗りわざと膿ませる。)等のお灸はあまり見られなくなり、ほんわか温かいお灸や、少し熱を感じる程度のお灸がメインです。

鍼灸や整体を組み合わせた治療方法にはどんな効果がありますか?

◆整形外科疾患
腰痛、肩こり、坐骨神経痛、ぎっくり腰、膝関節痛、五十肩、肘の痛み(野球肘、テニス肘等)、頚椎症、むちうち、捻挫、顔面神経麻痺、三叉神経痛、腱鞘炎等
◆消化系疾患
胃炎、食道炎、便秘、下痢、腸鳴、腹痛、嘔気、胃のむかつき、食欲不振等
◆婦人科疾患
月経痛、月経異常、逆子、母乳不足、妊娠腰痛、産後腰痛、産後の腱鞘炎等
◆耳鼻咽喉科、眼科疾患
耳鳴り、突発性難聴、難聴、過敏性鼻炎、慢性副鼻腔炎、扁桃炎、梅核気、結膜炎等
◆泌尿器科疾患
頻尿、急尿、ED、前立腺炎等
◆呼吸器疾患
風邪、喘息、気管支炎、咳等
◆その他
自律神経失調症、不眠、のぼせ、多汗、不整脈、倦怠感、円形脱毛症、各種頭痛等

病質や疾患によって鍼や刺激量も違いますか?

鍼の太さ、長さ、刺激量は体質、病質、疾患によって違います。

鍼灸を受ける前に注意する事は有りますか?

鍼灸治療を受ける場合は激しい運動直後や、飲酒は控えてください。食事直後もお腹が凄く空いている場合もあまりよくありません、食事は3時間位前に済ませてください。受ける際は少し早めに来て呼吸を整えてリラックスして受けて下さい。
また、治療後の飲酒・入浴・激しい運動等は鍼灸の効果が薄れてしまうので避け、入浴は治療後2〜3時間ほどあけて入ってください。

鍼灸を受けた後に注意する事は有りますか?

鍼治療を受けた後に身体がだるくなったり、違和感が残ったり、ふらついたり、めまいがする事がありますが、少し絶てばなくなるので大丈夫です。
また、稀に出血や内出血する事がありますが、身体の中に無数にある毛細血管にあたってしまっただけなので大丈夫です。内出血は1〜2週間程で消えます。
鍼灸の発現効果には個人差があるので、直後にでることや、翌日にでたりします。いずれも身体は治る方向に向かっていますので焦らず治療を受けてください。



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